雨の城山 大阪在のK田(のなりすまし)です。まいど。 大枚はたいて、大阪くんだりから伊豆の初見の伊豆城山へ参上でっせ。 2010年11月22日 午前中は曇りという天気予報に反して、朝8時秦野中井で早くも雨が パラパラ。伊豆大仁では本降りになった。傘をさして岩場に行くも、 岩壁はびっしょりでとても登れる状態ではなく、当然誰一人いまへん。にわかガイド気取りのMギさんが、したり顔で各ルートの説明。 その後雨の中、車へ戻り、河原に「リバーサイドホテル」設営、11時。昼寝して目が覚めたら雨が止んでいたので、また岩場へ。 5.9を登り始めるが、フラットシューズがつるつる滑る。 多分、アイゼンのほうが有効?岩はそうそうに諦めて温泉へむかった。 さっぱりしてアピタで買い出し。夕食はMギ鍋とビールで盛大だった。 夜中に小用に起きると、雨は土砂降りでシュラフが濡れていたが、 熟睡した。 11月23日 雨は上がっているが曇り空。「中止」は端から考えていないMギさん。 マルチをやろうと言い出し、岩場へ。南壁はナメ滝状態。 西南カンテに行くと、もの好きなパーティが1組取付いていた。 1Pはびっしょ濡れ。登りはじめるとフラットシューズはクルッと滑る。どちらかというと、沢シューズが適している。2Pはビレイ点の上部からまだ水滴がぼたぽた落ちていた。緊張。落ちたらアカン。 小カンテを回り込むと先行パーティはここで下降します、と賢明かつ 適切な判断。アホな当パーティはここから三級の岩場を登り3Pへ。 3Pはありがたいことに乾いている。微妙なトラバースをこなし4Pへ。 垂壁だが、ガバガバの簡単な四級を登ると終了点だった。 振り返れば、今が盛りの伊豆の紅葉と狩野川の「絵画的原風景」 がたゆたゆ初冬の空に浮かんでいた。
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