北丹沢12時間山岳耐久レース、走ってきました。 北丹沢12時間山岳耐久レース、
★参加1回目 2008年7月6日 朝7時の気温30度 私の記録 10:43:09 初めてのトレランで勝手がわからず50歳代では後ろから2番目という成績でした。 でも酷暑で完走率48%のなかで初回で完走できたからラッキーでした。
★参加2回目 2009年7月5日 朝8時の気温26度 私の記録 8:01:15 ラン友が応援に駆けつけてくれたので記録もあがったのかな?
★参加3回目 2010年7月4日 朝7時の気温26度 私の記録 8:05:50 欲を出して8時間切りに挑戦したものの気負いすぎたのか、昨年より悪い。
★そして今回 2011年7月3日 気温28度 快晴 今回こそ8時間を切りたいな。
直射日光と湿気が高くスタート地点に並んでいるだけで汗が流れてくる。 開会式で熱中症への注意が何度も呼びかけられる。 スタートは6:30と7:00のウエーブで混雑を緩和。 6:30、スタートしてからすぐにアスファルトの急坂を県道まで登っていく。 県道に出れば傾斜は少し緩やかになるがかなりのハイペースで走り登っていく。 私の足は周りのペースに巻き込まれたら後半に必ずつぶれるのでマイペースを守る。 何十人にも抜かれるがみんなは1.5Kmほど先の登山道入り口での渋滞を避けるため 少しでも早く着きたいのかとにかく速い!。 これが北丹の最初の試練でトレイル入り口に着くと全員息が上がって汗ぐっしょり。 登山道を奥に入ると道が狭まり一列縦隊で最初のピークまでノロノロと登っていく。 ここまでの筋肉疲労をここのノロノロでいかにケアするかも経験のうち。 それにしても動かないなぁ〜(-_-;) 数歩登ってすぐ止まって、また数歩。 だんだん焦りが出てくる。ケアどころか汗が冷えてくるよ。 最初のピーク、2Km地点に到着するも去年よりだいぶ時間がかかってる。ここから山道を 下ってふもとの集落へ下りていく。民家のかたの応援がうれしい。 そういえば一般の人の応援はここの集落だけだな。あとは山道と林道だけで家がない!。 ここから7Kmほどアスファルトのだらだら道を走る。神の川沿いの道は単調で緩やかな登り。 やはり走力落ちてるのか、けっこう追い越さるなぁ〜。 飽きるような道だけど私には楽しみがあるんだ。そう、林道わきに時々木イチゴが実っている。 子供のころいっぱい食べたっけ。去年はたくさん目に付いたけど今年は時期がそれたのか なかなか良いのが見つからない。それでも10粒ほど食せた。おいしい♡(◕ฺ‿◕ฺฺ)。 横をトレラン女子があきれた目をして通り過ぎていく。「ほっといてくれ!」 さて、最初の給水所を過ぎるとまた山道に入っていきなりの急登となる。ここらで30分あとの 7時にスタートした選手の先頭集団が追い付いてきて急坂を駆け上ってくる。さすがに速い! 私も木イチゴパワーでゆっくり登るがここでも渋滞。でも登山道をそれて追い越して行く人は いない。みんなマナーが良くなったね。一時は非難されたからね。それにしても渋滞は鐘撞山 まで続き去年よりひどい。こりゃ〜、8時間切りは無理かなぁ〜。ざんね〜ん。 鐘撞山を過ぎて15Km地点のピークで登りは終わり、こんどは第1関門まで一気に下っていく。 杉林だから木の根が縦横微塵に張っているので躓かないように気を使う。 普段使わない太ももの前側の筋肉がバンバンに張っていく。汗だくになって30分ほど下りると 18Km地点、第1関門の神の川ヒュッテに到着。9時40分27秒。 あれ?去年は9時40分16秒だよ? さほど変わらない。あれ〜?どこで稼いだのかな?。ま、いいや。希望が見えてきた。 大急ぎで水を補給してエイドにあるバナナときゅうりの漬物をいただいて即出発。 それでも10分かかった。ここから沢沿いの山道をつづら折りに登っていく。 20Km地点を過ぎて沢の源頭になると崖が大きく崩れていて登山道がぐるっと回り道。 そこを過ぎると登りは終わりで平らなトラバース。でも足元まで落石が落ちてきて いるので走りにくい。ほどなくして22Km地点の犬超路トンネルの入り口に着く。 ここから第2関門まで直射日光を遮るもののないほぼ8Kmの林道をくねくねと下っていく。 前半は石がゴロゴロした荒れた林道だが後半はアスファルト。 3年前に初参加した時は大勢の人がこの林道わきであまりの暑さに座り込んでうなだれていたなぁ〜。 私もクラクラしたけどあきらめずゆっくりでも走って制限時間45秒前に関門をくぐったっけなぁ〜。 そんな思い出を振り返りながら黙々と足を進める。見覚えのある最後のトンネルを過ぎると 給水所。その先に29Km地点の第2関門がある。今回は余裕を持って水を汲んで関門をくぐる。 11時21分22秒。お、去年より15分早い!。 神の川に跨るつり橋を渡って後半の登りに入る。30Km地点から急登になり疲労が出てきて もうフラフラ。 次の楽しみは35Km地点の袖平山。ラン友の友達が私設エイドでジュースをふるまって いるそうな。その袖平山手前でオールスポーツのカメラマンがランナーを撮影している。 その隣でそれらしき女性がランナーを応援している。勘違いだと恥ずかしいから 通り過ぎてから「***さんですか?」と声をかけると「はい!」「あの〜、***さんの 友達の***です。」「あ〜、待ってましたよ、特別な飲み物用意してありますよ〜!。」 まさか麦酒じゃないと思うけどわくわくしながら待つと冷た〜く冷えたオレンジジュース でした。美味しくて美味しくて、2杯もお代わりしちゃいました。隣では「おひとり 一杯で〜す。」と案内してるのに、ごめんなさい。ゆっくりお話ししている訳にもいかず 早々にごちそうさま〜と立ち去る。ほどなくするとコース中最高点の山、姫次に着きます。 たぶん都岳連のかたがボッカしたであろう水があります。ここは35Km地点でフィニッシュまであと9Kmだ。 最初の4Kmはなだらかな下りで足が動けば快適に走れる。ゆっくりでも走っていくと 「平丸分岐」に到着。ここで尾根を離れてレース会場の青根まで一気に下る。 つまり山を3つぐるっと回ってスタート地点にもどるコースになっている。 ここからは急な下りが待っている。初回の時はずっと歩いて降りたっけ。あと5Kmだから 怪我さえしなければ8時間は切れるだろう。大きな大木が登山道をふさぐように倒れている。 跨いで越そうと足を大きく上げると太ももの内側がバキーンと攣り始める。 「うおー、いてぇ〜!!」思わず斜面に寄りかかってしまう。 疲れているときに大きな動作をするのは禁物なんだ。2〜3分休むと攣りも収まってきたので マッサージして立ち上がる。結構ロスしたな。再発しないように動きを小さくしてすたすたと やっとアスファルト道に降りてきた。フィニッシュする選手の名前を呼ぶアナウンスが聞こ えると会場も近い。そして7時間33分34秒でフィニッシュ!。あれ?去年より30分早いや。 あ、これは前日の夜にラン友が作ってくれたスパゲッティーとサラダのパワーだな、 ありがとう!。 〜〜〜〜〜〜〜 大会結果 スタート1781名 / ゴール1413名 / 完走者率79.3%
私の記録 初回目 種目(50歳台)順位103位/完走者104人 2回目 種目(50歳台)順位 94位/完走者195人 3回目 種目(50歳台)順位 71位/完走者170人 今回の 種目(50歳台)順位 61位/完走者168人
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