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     ビンガ♪〜ビンガ♪〜
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投稿者 スレッド
ゲスト
投稿日時: 2008-8-24 11:14
Re: ビンガ♪〜ビンガ♪〜
いいね〜。

 あまりのすばらしさにコメントのしようがない。

行きたい気持ちになった・・・かな?
ゲスト
投稿日時: 2008-8-17 22:47
ビンガ♪〜ビンガ♪〜
“上ノ廊下” 沢屋憧れの渓を辿る。

『ビンガというのは巨大な岩壁がはるか頂上までそそり立つ地形を昔の信州の猟師が言った言葉らしい』
リーダーより、
富山地方はこの一週間ろくに降水がなく、今後一週間も雨の降る確率は
無いとの予報です。黒部は水が涸れているのではないでしょうか。
絶好の入渓条件になりそうです。

8月9日 最大の難関だった会社をほぼ定時に脱出成功。
昨日夜半まで準備にかかったズッシリ重いザックを背負って新宿へ、お親と西口ガード横の老舗の鰻屋で一番安い薄っぺらな鰻丼を頬張る。650円満足。
新宿都庁ガード下のバスターミナルで椎谷Lと合流した。
10時半に夜行バスさわやか信州アルピコ号で扇沢へ、山屋定番のバスだね。

8月10日ピーカン
5時半扇沢トロリーバスターミナル前に到着、始発は7時半で2時間勿体無いなぁ。。
8時20分黒四ダム。極めて快調、ずーと昔に来た事有るな、観光客で
で、椎谷Lはわき目も振らずスタスタとなーも興味無いわってな感じで歩いていく。。
  
こちらも追っかけトンネル潜って、かんぱ谷橋渡って平の渡し場へ約9km登ったり降りたりで3時間、太腿にはすでに乳酸がたまりつつあるなぁ。しかし緑の木陰で助かるわ。渡しは12時で30分ほど道途中でマッタリする。ポンポン船に乗船、眠気に襲われる。この渡しは無料なんだね、喜び倍増。さて対岸からまた続くエアリアには上下の激しい梯子多数転落注意と書いてあってザックの重さも相まって声も出ないや、水位も低くバックウォーターもすぐに途切れエメラルドグリーンの流れになる。3時間で奥黒部ヒュッテ14時半、6時間のアプローチにしては厳しかったな。ヒュッテの缶ビールは500円也。
8月11日ピーカン
  
6時半いよいよ東沢出合いより入渓した。清冽なゴーロを何度も渡渉しながら山間から日が昇りきらめく飛沫が素晴らしいね、1時間半ほどで下の黒ビンガが眼前に登場した。
逆層の大岩壁に圧倒、水量は少ないけど確保でいく。残置が有るってことは普段はもっと厳しいんだろうねぇ 
[  
広河原(黒五跡)11時半すでに5時間。圧倒的な広大なゴーロに唖然だよ。12時半に待望の上の黒ビンガへ、ここの景色は本で何度も見ている憧れの場所。     
  
本物だぁ感激したぁ。
  
ここからもへつり、泳ぎ、徒渉の連続で14時過ぎ金作谷出合。でかい谷、押出した雪渓で対岸まで埋もれていて適当なテン場が見当たらないや。計画ではこの付近に幕だけど適当な所が無い、この先のゴルジュ迄抜けるかぁ1時間ほどだろうが、大きな誤算だったわ。

  
もう浸かりたくないなと巻きに入った右岸、岩壁は相当いやらしく外傾テラスはLはフリーで抜けたが、御大はルーファイ失敗したと苦渋の顔つきだな、後続も厳しい、さわどんもフリーで抜けるが下降地点で御大ハーケン1枚打って、自分は気休めに足下に守護神アングルハーケン一枚打って、お親を確保する。この間何にもLと指示コールは無くアイコンタクトで必要な事を淡々とこなすだけ。やるべき事はコールが無くともそれぞれの立場役割分担でこなす技量が必要だな。自分はそのへんのレベル迄たどり着いたかなとちょっと嬉しかったけど、危険な行為ではあった。此処ですでに15時半とうに1時間越え、そんでまだその奥にゴルジュぽいさらし場の急流を突破しなければならない。
    
ちょっと誤算だったなぁ、しかし抜けるしか無い。右岸を行ける所までへつり、急流を空身でザイルをつけて対岸迄泳ぐ。ほんでもってまた対岸へ瀞を突破しなければならないが約10mかな此処の水流が誤算で対岸迄たどり着けないんだよ。表面からは予想出来ない複雑な水流が有るんだな。2回目脇目も振らないクロールで強行突破でたどり着くも息絶え絶えで暫く岩にしがみついてた。金作谷先のゴルジュ突破16時半で2時間半もかかってしまった。
  
狭いが開けたゴーロに河岸段丘の手ごろな丘に幕を張るスペースが有り今日のテン場とする。流木を集め焚き火で冷えた身体を温める。食当はお親、定番カレーは美味かった。沢音を聴きながら9時半過ぎ御大の寝るツエルトに潜り込む。御大の沢に対する想い入れ、貴重な話を聞いた。
8月12日ピーカン
何時に起きたかな?食当はさわどん。バジリコソースのパスタとオニオンスープだよ。三日目ともなるとグリコーゲンの補給が大事だな。ちゃーんとエネルギー補給考えてんだから(笑)7時半に沢に入渓で早速ザイル渡渉になる。目が覚めたわ。。
    
そしてまもなく目が覚めるような花崗岩の白い岩のゴルジュへ赤牛沢の下手、スゴの淵。。冷たい。後から分かったけど水流を横断左岸から巻くんだね、しかし僕は右岸にへつり登りフリーチックに(雄叫び)トラバースして核心を越える。
立石のサラシ場は水流の中の岩が見えるほど透明度が有りゴウゴウと水が流れ落ちる。
  
開けた谷、夏の太陽、白い花崗岩が眩いばかりの廊下を歩き、あまりに美しい白い谷の淵に御大が針を落とすが今回はピクリとも反応が無い淵であった。しかし泡が水流に弄ばれる滔々とした流れにしばしマッタリする。
  
左岸から綺麗なスダレ滝が合わさりそして今にも倒れそうな柱状立石奇岩の岩峰が聳える。あぁ此処まで来たか、もう泳ぎは無いなとホットする。
    
しかしこの先に予期せぬ崩壊雪渓の通過があったんだよね、巨大な雪渓だね、表面は磨かれてツルツルしてる、ブリッジが崩壊した先端からは雫が滴り落ち身体を濡らす。崩壊の危険は感じなかったけれども雪渓の下に入った時はあまり気持ち良くは無かったな。ここから先は穏やかな水面のゴーロ歩き。暑い、暫くすると天空にゴロゴロの雷音。椎谷Lはやばいな、僕たちは意識しないが御大はこの沢の広大な流域面積の何処かで雷雨があれば増水の危険を予知している。最後のゴルジュは左岸を上に追い上げられ行き詰ったところに懸垂支点があった。
  
下降すれば対岸はA沢14時半、ここで実質上の廊下の遡行は終了した。
大東新道に導かれ薬師小屋へ、。完全遡行おめでとう。しかし此処から長かったねぇ薬師小屋へは16時20分 約2時間弱吃仰天つかれたわぁ〜疲労困憊へとへとだよ。吊橋を渡って薬師小屋でビールをゲット600円は良心的だな。木道を太郎平へ向けて登り返すが途中薬師沢横断点で核心犯のビバーク(幕営禁止なんだよね)で本日終了。夜半は雨が降って藪の中のツエルトは悲惨だったね。
最終日8月13日ピーカン
全く!2時半起床。4時発5時半太郎平小屋へ到着標高差300m登りは朝一の身体にはキツイなぁ、ワンゲルの若者の声、集団とすれ違うがみんな早朝からハイテンションだよ。いいなぁ若者は。
  
赤い屋根の太郎小屋、草原のチングルマの綿毛が朝露に濡れ綺麗だな。薬師岳の基点、太郎平で装備を解き縦走ルックへ、折立のバスは8時、CTは3時間10分御大本気かぁ2時間で駆け下る。さわどん、おちかはいつもなんでこうなるのと思いながらも駆け下る。笑笑。。(*Θ_Θ*)/



























































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