でもなあ、「厳冬期ではない」ってことにちょっと
ひっかかるものがあるんだ。次回はエビの尻尾が
大きく発達したころにもういっぺん再挑戦するよ。
さわどん付き合ってくれる？
ところで、今回帰りは例によってまたヘッデン。
やまのこは夜8時過ぎだった。真っ暗闇の中、
南沢の崩壊した丸太橋が一番緊張したな。

たいしたもんだねぇ‥流石だね、マタギどん。あそこは難しいと聞いているので、みんな心配してたんだよ。おおしまさんもよくいったねぇ、こんだはさわどんの番だな、アドバイスお願いしま〜す。（＊Θ＿Θ＊）／

登攀日　4月6日南沢5：40発〜8：00尾根〜9：40取付き
　　　　　　　　〜14：30登攀終了〜15：00阿弥陀岳

今後北西稜にトライする人へのご参考。
1.取付きが分かりづらい。われわれも、赤布とトレース
を追って行き詰まり40分ほどロスした。要は行者側から
樹林帯を尾根に向かって詰める。
2.第１岩峰の垂壁は、フレーク状の岩を掴んでレイバック
気味に登る。ピンが無くランナウトするので、絶対に
落ちれない。（廣健の本に右に15m巻くルートがあるそう）。
3.上部の核心部第２岩峰A0は、シュリングを左手で掴み、
右足をかぶった側壁にひっかけ一気に右手でガバをとる。
アイゼンはスメアがきかないので、スリップに注意。
今回ハーケン、アブミは使用せず。
（厳冬期には一般にアブミを使うらしい）。

南沢の小滝の氷結状況は、この時期良好だった。
一部いたったんとけて再氷結したらしくテカテカつるつる。
トップロープで5.6本登った。大滝もまだまだ楽しめる。