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     5月3日4日5日鹿島槍東尾根
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投稿者 スレッド
くりた
投稿日時: 2007-5-6 7:59
登録日: 2006-9-1
居住地: 相模大野の御園
投稿: 924
Re: 5月3日4日5日鹿島槍東尾根
クリタです。3月初めの谷川東尾根に続いての雪稜ルート。いずれも天気に恵まれてラッキーでした。松本駅で大谷さんにピックアップしてもらいました。今回最も緊張したのは、北峰直下の平均台の通過でした。ナイフリッジの幅はまさに平均台そのものでした。ひたすら左右は見ず、足元のみを見詰めての一歩一歩でした。距離は20m位でしたでしょうか。右は北壁でカクネ里までシュートか。左は北股本谷。東尾根からの南峰は美しく立派でしたね。季節ごとの山岳をこれからもチャレンジ(品質保持期限間じかですが)してゆきたいですね。本日午前中、これから採取したフキみそ作りをします。写真も掲載しますよー。本日雨のため、午後は徒歩3分のジムCRUXに行きます。
ゲスト
投稿日時: 2007-5-5 23:43
Re: 5月3日4日5日鹿島槍東尾根
さわどんです。東尾根完登お疲れ様でした〜。
体力向けは自分向きだな〜、好天予想が寒気が入ったのかな?あまり安定してなかったよね、自分も本当はこちらに行きたかったんだよ、雪シーズンはもうお仕舞い、来年チャレンジしますだ〜。穂高では単独女性が大阪から来たと、ポッポの会知ってる!て言ってた。有名なんだね。

ところでロングルートの沢はどちらへ?
ゲスト
投稿日時: 2007-5-5 21:47
5月3日4日5日鹿島槍東尾根
鹿島槍東尾根は標高差1700m、白馬主稜と並ぶ
国内有数の残雪期クラシックルート。以下報告。
1.東尾根下部はしゃくなげのヤブ漕ぎがちょと
うるさいが、1650M付近から雪稜になる。
ここで偶然栗さんの大阪労山の旧友と遭遇。
このあたりから他のパーティとも相前後しながら,
ニノ沢ノ頭には2番目の到着。12時40分。
ベストポジションのテント場を確保出来た。
(テントは6,7張り。下方の稜線に2張り)。
しかし2m前は雪壁なのでバイルでビレイを
とりながら用を足した。夜は烈風が吹きすさび
テントが飛ばされるかと、本気で心配した。
2.朝食はマタギ特製雑炊であっと言う間に済ませ、
5時半これもベストの2番手で出発。広い雪面を
トラバース、20分待ち後、第一岩峰は栗さんリード。
凹画ルンゼは容易。さらに急峻な雪稜を詰め、
第二岩峰はマタギリード50mザイル一杯の1ピッチ。
中間部にややかぶり気味の岩壁があり、16kgの
ザックがちょっと重くやや安定感に欠ける登攀。
ここから北峰を目指し、ダガーポジション
での登高。素晴らしい景観と高度感。北峰のナイフ
リッジから南峰の頂上に到達。遥か彼方に白馬が
屹立し、そして真正面に剣岳の威容が広がっていた。
栗さんとがっちり握手、健闘をたたえあう。
登山者が多い冷小屋はパス。
テントは、赤岩尾根の雪原に設営した。
夕焼けに紅く染まる眼前の東尾根を時間の経つのも忘れ、
ただ黙って見つめた。
(追記)
東尾根は登攀自体は難しくない(と思う)が、
なんせロングルートなので、体力が必要だ。
定番の「時間切れ撤退」というexcuseは使えない。
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